About

yukeynishiyama

「Who I am」

子どもの頃、アメリカに住む叔父がときどき送ってくれる荷物がとても楽しみでした。

殴り書きの見知らぬ文字があちこちに踊る、きっと何度も外国の人の手で放り投げられ、積まれ、たくさんの荷物とともに船底で1ヶ月ほど過ごしぼろぼろになった段ボール箱を開けると、いつも甘ったるい異国の匂いがして

箱の中には、日本のそれとはまったく味の違うチョコレート、舐めると舌に色が移るキャンディやグミ、セロファンテープみたいに引き出して食べるチューインガム、ショッキングピンクのバスバブルにスターウォーズやミッキーマウスのベッドリネン、ブリキのランチボックス、シンデレラの飛び出すしかけ絵本、お姫様や天使や薔薇の花のシールブックといったものが無造作に詰め込まれていて、まるでおとぎ話の中で宝物箱を開けるような、魔法じみたときめきに溢れていました。

この体験が、今の私(Who I am)を構成する最初の要素です。

こんな要素がくっつきあってさらにまた引き寄せあって、今の私ができている。

今の私を構成する要素をぜんぶさらけ出したくて、このサイトをつくりました。

 

yukeynishiyama

197156日生まれ。

職業:総合アーティスト業

2003年 『素直になれなくて』(光文社)で翻訳家デビュー

2005年 『HIPHOPNOVELS 明日なんて見えない』(青山出版社)

2006年 『HIPHOPNOVELS 続·明日なんて見えない』(青山出版社)

2008年 『キース·リチャーズの不良哲学』(スペースシャワーネットワーク)

2009年 『マイケル·ジャクソン伝説の軌跡』(ベストセラーズ)、『レッド·ツェッペリン写真集 狂熱の日々』(スペースシャワーネットワーク)、『ジェームズ·キャメロン監督 アバター公式完全ガイド』(イースト·プレス)

2013 自らのヌード×詩の写真集『LOVE LETTERS』を発表

同年 フォトグラファーKumi Noro氏と出会い、以降、『雪女』『いばら姫』等の作品を制作

2014年 ギタリスト成川正憲氏とのユニットナリユキでおとなのための官能童話朗読ライブセラピーをスタート、2年間にわたり松本、東京、埼玉、甲府など各地でライブを行う

同年 フォトグラファーKentaro Fujisaki氏と出会い、以降、『人魚姫』等の作品を制作

2016年 ピアニスト高橋全氏とのコラボで朗読ライブ『雪女』を東京·下北沢で開催

2019年 ロックバンドThe Deal is HARUHIKO OHSHIMA. ニューヨークツアーにツアーブログライター/通訳/インタビュアーとして同行  以降、広報等のサポートを行う

同年 振付家/舞踏家石井則仁氏の空間美術&舞踏公演『がらんどうの庭』に江戸川乱歩の『芋虫』朗読で参加

同年 オリジナルのオーダーメイドアロマトワレ“Private Erotica”プロデュースをスタート

2021年 官能童話『人魚姫』を媚薬バージョンとしてリライト、5年ぶりの朗読イベントを開催

同作品の映像配信では、yukeynishiyamaとして初めての歌『Say My Name』を大島治彦氏の作曲とプロデュースで挿入歌として制作

その他楽曲や歌詞、チャネリングメッセージ、プライベートな文書や個人の蔵書の英訳/日本語訳、SNSプロモーションライティング、キャッチコピーの考案等のサポート多数

yukeynishiyama

Beautiful

あえての、beautyではなくbeautiful

美しいもの。私が美しいと感じるもの。

私の五感がうっとりする、あるいは心地よくざわめくもの。

美しいかどうかは、私にとってすべての選択の基準。

Eros

私にとってのエロスとは、自分が女であることがただ気持ちいいと感じる、その状態にある時に自他ともに感じられる感覚のこと。もしくは、ある特定の男とのあいだに存在する、目には見えないけれどもお互いを結び引きつけ合うつながりそのもの。

Womanity

自分の女を生きる、が私のモットーなのだけれど、女であることと女でいることは別次元の話で、この両方に足を置き、なおかつそこに一本針みたいな自分の男性性をスッと背骨として立てることで私のwomanityは完成する。

Elegance

所作、たたずまい。爪の先から髪の毛一本一本の先まで、全ての動きと表情に自分のエッセンスが滲んでいること。

色気と同質のもの。

いかなる環境の中にいても忘れたくないもの。

Sensual

センシュアルな存在でいるということは、生物として最も大切なことのひとつ。

五感をひらくと、日々の生活の些細なシーンですら、世界はセンシュアルな体験に満ちている。